創薬が成功する裏には、タンパク質試験が例外なく関わっています。ほとんどの薬物は特定の標的タンパク質と相互作用させるか、または標的となるタンパク質間相互作用を変化させるようなデザインとなっているためです。従来の1タンパク質1実験の戦略は時間も費用もかさみます。現在支持されている開発手法や創薬には、多数の化合物を迅速かつ効率的に、しかも平行して行なうハイスループットスクリーニング(HTS)が必要とされています。ハイスループットスクリーニングは、下記のまったく異なる3つの技術を合わせた結果、可能になったものです。
■ゲノミクスとプロテオミクス-ハイスループットのゲノム解析を実施すれば、何千という機能的に重要な遺伝子を同定することができますが、そのタンパク質産物には単離も同定もされていないものがあります。一方、ハイスループットのプロテオーム解析を実施すれば、多数のタンパク質を単離して同定することができますが、ほとんどはその機能がわかりません。このジレンマが原動力となって、タンパク質を同定し、その構造と機能の関係を分析するためのハイスループットシステムの研究が行なわれているのです。
■コンビナトリアルペプチド合成-今では、さまざまな有機化合物の大規模ライブラリーのコンビナトリアル合成を可能にする技術があります。コンビナトリアルペプチド合成プラットフォームは以前からありますが、PEPscreen® プラットフォームは、非天然アミノ酸、蛍光色素、同位体標識、様々な長さおよび種類のペプチドを、一度に合成することができる真に柔軟なシステムです。このような柔軟性により、さまざまなペプチドライブラリーが合成可能となり、またパラレルハイスループットスクリーニングでの創薬研究への取り組みが可能となります。
フィルタリング・ツールを開発・販売するクリアスウィフトは2008年3月5日、日本と米国、英国における企業の人事部門が、従業員のWebアクセスにどのように関与しているかを調査した結果を公表した。Webアクセスのセキュリティ・ポリシー策定に携わっていると回答した人事担当者は、米国で60%、英国で44%だったのに対し、日本ではわずか26%だった。Web2.0と呼ばれる技術の知識がある人事担当者の割合も低いことがわかった。
■ソフトウエアプログラミングとロボット工学-ソフトウエアプログラミングとロボット工学の進歩により、ゲノム分析、プロテオーム分析、ペプチドライブラリーの合成、ハイスループット機能分析と、創薬のあらゆる場面で自動化が可能になっています。しかも、ソフトウエアプログラミングにより、大量のデータ処理を迅速に行い、実験デザインに応じてレポートをカスタマイズすることが可能になっているのです。